晴和病院様で行われた「水草アクアリウム体験講座」
今回はグループ発表の様子をご紹介いたします。
流木に水草を巻き付け、個性的なイメージを持った作品が仕上がりました。
後半は、グループごとに水槽内に水草流木をレイアウトしていただきます。
30㎝×30㎝×45㎝の小型水槽内へ2~3名ずつ水草流木を入れてレイアウトしていきます。
水温は25℃くらいで、見た目ほど冷たくないようです。
グループの人同士で協力し合いながら進めます。
石やビー玉などで装飾も行い、バランスを整えていよいよ完成です。
完成すると、自然に会場から拍手が沸き起こりました。
見学されていた方々も、興味を持ってレイアウトされていく水槽を観察していました。
完成したアクアリウム水槽から受けるイメージを発表していただきました。
↑このグループの水槽は、「竜宮城」「ドラゴンが宝を守っている」「ジェラシックパーク」というイメージが発表されました。
↑この水槽は「南国」「熱帯雨林」などの作品イメージを持たれたとのことです。
↑少し濁りましたが、逆にこの濁った色が「霧の中から現れた恐竜みたい」など、発想力豊かな意見が聞かれました。
このグループワークでは、同じ対象の作品に対しても個々に受け取り方や感じ方、価値観が異なることに気づきを得られました。
自分たちで完成させたアクアリウム水槽は撮影して記録に残します。
最後、作業の振り返りでは、自分の強み発見シートで本日の作業に対する自己評価、そしてカレントのスタッフからフィードバックを受けます。
自分では意識していなかったことが、実は強みだったり…
新たな自分を発見されていた様子です。
アンケートには「普段触れられない本物の自然(水草)に触れられたことやグループで出来たことが良かった」
「ひとりひとりデザインが違うので異なる世界観を感じられた」「流木や水草に触れ、想像力が膨らんだ」
などの感想が聞かれました。
私たちも皆様が笑顔で終えられたことが、何よりも今回の出張体験講座の成果だと感じています。
今後もカレントの水草アクアリウムが作業療法プログラムなどでお役に立てる機会を頂ければ幸いです。
参加された皆様、晴和病院の関係スタッフの皆様、どうもありがとうございました!