本日、第12回発達障害勉強会”GIFT”を開催しました!
今回のテーマは「身につけると労働者、労働者、家族、会社が役に立つアサーション~事例を交えて~」です。
講師は、脊尾 大雅様(秋葉原社会保険労務士事務所 社会保険労務士/精神保健福祉士)をお迎えして、講話をいただきました。
コミュニケーションはその人が生きてきた中で学んだことや経験したことが影響しています。
つい、自己主張が強くなりすぎたり、逆に言いたくても言えずにストレスになっているケースもあります。
コミュニケーションは「技術」と「生き方」が関係していること
そして、より気持ちの良い関係をつくるための「技術」がアサーションです。
アサーションは「自他尊重」がキーワード。
自分の気持ちに「正直に」「率直に」「その場にふさわしい言い方をする」という自己表現のスキルを身に付けことがアサーションの技術となります。
自分のことを知って伝えるということは、自己理解が不可欠です。
カレントでも、日々のトレーニングの中で自分の特性理解や気づきが得られるよう支援をしていますが、
コミュニケーション支援の場においても、自己理解が重要なポイントであることを学ぶことができたました。
講話の中で、事例などもご紹介いただきました。
障害者が就労の場面において、「企業側と折り合うためには、配慮を前面に出すのではなく、何が得意でどんな努力をしているのか、何が出来ないのでどんなサポートが必要なのか」を自分で知って「伝えるスキル」が必要であることを改めて学び、今後カレントでも支援していきたいと思います。
講話終了後のフリートークでも活発な意見交換があり、今回の勉強会もとても有意義な時間となりました。
参加された皆様、そして講師の脊尾 様、本日はありがとうございました!