本日2/26、第8回カレント福祉イベントを開催しました!
今回もカレントの利用者さんが主体となり、司会や受付担当、水草体験会のアドバイザーを務めていただきました。
第1部の司会はカレントの利用者Kさんです。Kさんは、以前声優を目指していた経験があるとのことで、とても声がハッキリと聴き取りやすいという強みがあり、司会に推薦されました。
イベントの進行では苦手な「イレギュラー」が発生することがよくありますが、しっかりリハーサルを行ったので、とても落ち着いて対応できていました。
第1部は、早稲田大学の学生ボランティアの方による活動発表と発表障がい学生支援室 発達障がい学生支援部門 専任職員の黒田 泰様による講話をいただきました。
学生ボランティアの方の発表テーマは『「発達障がい」との付き合い方~就労移行支援のボランティアを通して学んだこと~』です。
カレントでのボランティア経験を通して学んだことや、障がいを「特性」と捉えて、自分/「その人」個人の特性を知ることが大切であると主張されていました。
社会が配慮を持って「個人」に歩 み寄ることも大事である一方で、個人が「社会」に歩み寄っていく努力も必要という言葉からは、来場者の皆さんおよびカレントの利用者さんもスタッフも一同が大きく頷いていました。
また、カレントでは、利用者の皆さんが自らの特性を把握しつつ、社会において対等に渡り合っていくための知恵を蓄えることの有効性など、作業プログラム体験を通して学ばれたとのことでした。
つづいて、黒田様の発表テーマは「早稲田大学の障がい学生への修学支援とキャリア支援の現状について」です。
発達障がいを持つ学生の動向や推移をはじめ、早稲田大学での支援体制、修学中の困難事例に対する配慮例などをご説明いただきました。
また、発達障がい学生支援の現状や卒業後の進路、外部機関との連携など、今後の取り組みについての方向性を含めて詳しくご講話いただきました。
最後には、会場より沢山の意見や質問があがり、有意義な意見交換の場となりました。
今回の福祉イベントの発表に向けてご尽力いただき、誠にありがとうございました。
明日は第2部の水草体験会の模様をお伝えしたいと思います!!